目次
混合水栓(こんごうすいせん)
混合水栓とは、水とお湯を混ぜて一つの吐水口から出す水栓です。キッチンや洗面所、浴室など、家庭内の多くの水まわりで使用されています。レバーやハンドルを使って、温度と水量の両方を簡単に調節できることが大きな特長です。
混合水栓には主に3つのタイプがあります。1本のレバーで操作する「シングルレバー式」は、上下で水量、左右で温度を調整する仕組みです。操作が簡単で、少ない動きで水温を調整できます。
「ツーハンドル式」は、水用とお湯用のハンドルが分かれているタイプです。水とお湯、それぞれのハンドルを回して湯温を調整するため、湯温を細かく設定できます。
「サーモスタット式」は、水とお湯の温度を自動で調整する仕組みです。給湯器の水圧や温度が変わっても設定温度を保てるため、他の方式に比べて急な高温水の吐出が起きにくく、やけどのリスクを軽減できます。