お風呂掃除の基本とコツ:場所別・汚れ別の徹底手順ガイド

お風呂は湿気が多いため、カビ、水垢、ヌメリなどの汚れが発生しやすい場所です。清潔な浴室を保つには、定期的な掃除がポイントとなります。

本記事では、お風呂の主な汚れの正体から、場所別・汚れ別で効果的な掃除手順を解説します。「どこから手をつけていいかわからない」「頑張って掃除してもすぐにカビが生える」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。

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目次

風呂掃除の頻度と基本ポイント

まずは、お風呂掃除の時期・頻度ごとにおすすめの掃除内容を紹介します。

お風呂を清潔に保つには、こまめな掃除が必要ですが、毎日浴槽掃除に加えて床や天井の掃除まで細かく掃除するのは大変です。月1回の掃除でも清潔を保てる汚れもあるので、手間を省きつつ清潔な状態を保ちましょう。

毎日すべきお風呂掃除

はじめに、毎日掃除するべき箇所・ポイントは次のとおりです。

  • 浴槽・床・壁をシャワーで軽く洗い流す
  • 髪の毛やゴミを排水口から取り除く
  • 換気扇をしっかり回して湿気を逃す

このように、毎日の掃除はほんの数分で済むものばかりです。この数分の掃除を習慣にするだけで汚れの蓄積を防ぐことができます。

掃除のタイミングは入浴後すぐがおすすめです。入浴後の温かい状態は汚れが落ちやすいため、浴槽・床に残った皮脂や石鹸成分をシャワーで流すだけでも効果があります

また、排水口に髪の毛を溜めないことで、ニオイや詰まりの予防にもつながります。

週に1回行う掃除

上記で解説したような基本の掃除を毎日していれば、次のような掃除は週に1度の頻度でも問題ありません。

  • 浴槽を中性洗剤でこすり洗いする
  • 床の凹凸をブラシでこすって黒ずみを防ぐ
  • 排水口パーツを外してヌメリを洗い落とす
  • シャンプーボトルや棚の底面を洗う

週に1度の徹底掃除では、汚れが溜まりやすい部分をしっかり洗うことがポイントです。

浴槽は中性洗剤を付けたスポンジで全体を丁寧にこすり、ざらつきや皮脂汚れを落としましょう。床は凹凸に入り込んだ皮脂汚れをブラシなどでこすり落とすことで、黒ずみ汚れを防げます。

排水口パーツやシャンプーボトルの底など、普段見えづらい場所も週1程度で掃除するのがおすすめです。放置するとニオイの原因になるため、定期的にお手入れしましょう。

月に1回行う掃除

最後は、月1程度の頻度で行いたい掃除です。

  • 天井の表面をワイパーで拭いく
  • 換気扇フィルターのホコリを落とす
  • シャワーヘッドや蛇口の水垢をケア
  • 防カビ剤を使って浴室全体のカビを予防する
  • 風呂釜内部を洗浄する

月1回の掃除では、普段は手が回りにくい場所を中心にケアします。

天井のカビは気づかないうちに広がりやすいため、ワイパーで水拭きをして予防します。また換気扇フィルターの汚れの清掃は、換気効率が上がり、湿気によるカビ発生の抑制という目的でもおすすめです。

水垢が気になる蛇口やシャワーヘッドのケアも月1回ほどの頻度が良いでしょう。また、防カビ剤の使用や風呂釜洗浄を行うと長期間きれいな状態を保てます。

お風呂の主な汚れと洗剤の使い分け

浴室に付着する汚れは、種類によって性質が異なります。性質を理解して、適切な洗剤を選べば、効率よく掃除が可能です。本章では、お風呂で発生しやすい汚れの性質とおすすめの洗剤を整理して紹介します。

お風呂汚れの原因・性質とおすすめの洗剤

浴室で発生しやすい主な汚れは、皮脂汚れ・石鹸カス・水垢・黒カビの4つです。それぞれの汚れが発生する原因や性質、発生しやすい場所、おすすめの洗剤を表にまとめました。

汚れの種類原因性質主な発生場所おすすめの洗剤
皮脂汚れ皮脂・汗など弱酸性〜中性浴槽

中性洗剤、重曹
石鹸カス石鹸成分+皮脂汚れor水道水のミネラル白っぽい汚れ:アルカリ性
黒っぽい汚れ:酸性


浴槽の縁
ボトル底
白っぽい汚れ:酸性洗剤(クエン酸など)
黒っぽい汚れ:アルカリ性洗剤(重曹など)
水垢カルシウム
マグネシウムなどのミネラル
アルカリ性
蛇口
シャワーヘッド
酸性洗剤(クエン酸など)
黒カビカビ菌の増殖酸性が多いパッキン
目地
エプロン内部
塩素系カビ取り剤

皮脂汚れとは、皮脂や汗など身体から出た汚れが浴槽や床に残ったものです。時間が経つと酸化して落ちにくくなるため、日常的にシャワーで洗い流し、定期的に中性洗剤でこすり洗いするのが効果的です。

石鹸カスは、石鹸成分や皮脂、水道水のミネラルなどが固まった汚れです。白くザラザラしたもの(アルカリ性)と、黒くベタベタした汚れ(酸性)の2種類があります。床や壁、シャンプーボトルの底に特に付きやすいのが特徴です。性質に合わせて、酸性洗剤やアルカリ性洗剤で中和させると落ちやすくなります。

水垢は水道水のミネラルが乾いて固まったウロコ状の汚れで、鏡や蛇口にできやすい汚れです。水垢もアルカリ性なので酸性洗剤が有効です。

浴室の厄介な汚れの1つが黒カビです。湿気の多い浴室で繁殖しやすく、パッキンや目地の奥まで根を張るため、一般的な洗剤では落ちにくいため塩素系カビ取り剤を使用しましょう。

掃除で使う洗剤の基礎知識

お風呂掃除には、汚れの種類に合わせて複数の洗剤を用意するとよいでしょう。たとえば、中性洗剤・クエン酸・重曹・塩素系カビ取り剤の4つがおすすめです。

洗剤の種類特徴や効果注意点
中性洗剤皮脂汚れに効果的強い汚れには効果が弱い
放置すると素材を傷める可能性
クエン酸水垢・石鹸カスに有効塩素系と混ぜない(有毒ガスが発生)
放置しすぎると金属が傷む
重曹皮脂汚れ・石鹸カスなどの汚れに有効研磨性があり傷つく可能性
消毒用アルコールヌメリや軽度な黒カビ重度の黒カビには効果が薄い
塩素系カビ取り剤黒カビや雑菌の漂白・殺菌酸性洗剤と混ぜない(有毒ガスが発生)
換気必須
衣類に付くと色が抜ける

掃除方法や手順について、次の章で詳しくみてみましょう。

お風呂の場所別の掃除手順

お風呂は場所によって付着する汚れが異なるため、それぞれに合った掃除が必要です。本章では、お風呂の場所ごとのおすすめ掃除手順を解説します。

天井

天井はカビの発生源になりやすい場所です。カビを防ぐためには、天井に付着した雑菌を取り除く必要があります。おすすめの掃除手順は次の3ステップです。

  1. 柄の長いワイパーを用意する
  2. 消毒用アルコールを布に含ませて装着
  3. 天井を拭き上げる

洗剤を布に含ませる方法もありますが、洗剤が天井に残ると雑菌のエサになる可能性もあるので、揮発性の高い消毒用アルコールがおすすめです。

天井に直接スプレーすると、目などに入る恐れがあるので、布に含ませて塗り広げるとよいでしょう。

鏡・蛇口

鏡や蛇口に付く白いウロコ状の汚れの正体は水垢です。水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸を使うとよいでしょう。

クエン酸は水に溶かして使用します。水200mlに対してクエン酸小さじ1(約5g)を溶かし、スプレーボトルに入れると便利です。

水垢汚れの落とし方の例は次のとおりです。

  1. クエン酸スプレーを作る
  2. 水垢全体にスプレーする
  3. ラップで覆って30分ほど放置
  4. スポンジで軽くこすってから洗い流す

仕上げにスクイージーで水気を切ると曇りや水垢の再付着を防げます。

クエン酸を使った掃除方法については次の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

壁と床

壁と床は皮脂や石鹸カスが付きやすい場所です。中性洗剤やクエン酸、重曹の使用が向いています。まずは中性洗剤での清掃を試して、落ちない汚れにはクエン酸や重曹を使ってみてください。皮脂汚れには重曹、石鹸カスにはクエン酸がおすすめです。

具体的な掃除手順は次のとおりです。

  1. スポンジやブラシと中性洗剤でこすり洗い
  2. 水でよく洗い流す
  3. 落ちていない汚れの種類を判断する
  4. クエン酸や重曹を使ってパック
  5. しばらく放置した後こすり洗い
  6. よく洗い流す

壁を掃除する際は、上から下へ向けてこすり洗いすると効率的です。床の凸凹には汚れが入り込みやすいため、ブラシで丁寧にこするとよいでしょう。

黒や灰色でベタベタした汚れにはクエン酸白くザラザラした汚れには重曹の使用がおすすめです。クエン酸・重曹を少量の水で溶き、ペースト状にして塗布すると効果があります。

ただし、床の黒ずみは皮脂・石鹸カス・カビなど複数の要因で落とすのが大変です。次の記事で、お風呂床の黒ずみの落とし方について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

浴槽(バスタブ)

浴槽の汚れは、入浴の質や衛生面にもつながるため定期的な掃除が必要です。次のような手順での掃除をおすすめします。

  1. シャワーで全体を洗い流す
  2. スポンジに中性洗剤を付けてこすり洗い
  3. しっかり洗い流す

入浴直後の温かい状態で洗うと、皮脂汚れが浮いて落としやすくなります。浴槽には皮脂汚れや石鹸カスなど幅広い汚れが蓄積するので、オールマイティに対応できる中性洗剤がおすすめです。

エプロン

ユニットバスのエプロン(前面パネル)付きの浴槽は、エプロン内部にも汚れが溜まりやすいため定期的に掃除しましょう。

浴槽エプロンの内部は、湿気がこもりやすくカビの温床になりやすいという特徴があります。次のように掃除しましょう。

  1. 説明書を確認しながらエプロンを外す
  2. 内部全体を中性洗剤で洗う
  3. 黒カビには塩素系カビ取り剤を吹きかけて放置
  4. ブラシなどでこすって洗い流す

エプロン内部の詳しい清掃手順について詳しく解説した次の記事もチェックしてみてください。

排水口・排水溝

排水口は髪の毛や石鹸カスが溜まりやすく、放置するとヌメリや悪臭の原因になります。定期的に洗うと清潔です。

  1. トラップなどのパーツを取り外す
  2. 中性洗剤とブラシで洗う
  3. よく洗い流してパーツを取り付ける

ニオイが強い場合は、酸素系漂白剤や塩素系カビ取り剤で殺菌するのもおすすめです。お風呂の排水口のニオイの原因や解消方法については、次の記事で詳しく紹介しています。

風呂釜

風呂釜は、給湯や追い焚きを行う給水管のことです。内部には皮脂・雑菌が溜まりやすく、放置するとお湯のニオイや汚れの原因になります。

風呂釜の掃除には、酸素系漂白剤や市販の風呂釜洗浄剤の使用がおすすめです。酸素系漂白剤を使用する場合の手順を簡単に紹介します。

  1. 浴槽の循環口の数センチ上まで水を張る
  2. 酸素系漂白剤を2カップ入れる
  3. 給湯温度を高温にして追い焚きする
  4. 1時間ほど放置して排水する
  5. 再度水を張って追い焚きする
  6. 排水して浴槽を掃除する

また、汚れが重い場合は専門業者による高圧洗浄も効果的です。風呂釜洗浄について詳しくは次の記事を参考にしてください。

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まとめ

お風呂掃除は定期的に行うことで、清潔な浴室を保つことができます。さらに、「皮脂(酸性)には中性・アルカリ性」、「水垢(アルカリ性)には酸性」、「カビには塩素系」というように、汚れの性質に合わせて洗剤を使い分けることが大切です。

洗剤を使った掃除はもちろん、毎日シャワーで全体を洗い流したり、換気・乾燥を徹底したりといった習慣づけも重要です。

本記事で紹介した掃除方法を参考に、常に清潔で快適なバスタイムを維持しましょう。

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