二槽式シンク(2槽式シンク・ダブルシンク)とは、1つのシンクスペースが仕切りによって左右または前後に分かれているタイプのキッチンシンクです。主に飲食店や病院などで活用されていますが、家庭用に取り入れるケースもあります。
本記事では、二槽式シンクの基本的な特徴と、現代の主流である一槽式シンクと比較したメリット・デメリットを解説します。
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二槽式シンクの基本

二槽式シンクは、大小2つの槽があります。それぞれの槽を用途に合わせて使い分けることで、効率よく作業できるように設計されています。
二槽式シンクの構造
二槽式シンクの大きい槽は「大槽(メインシンク)」、小さい槽は「小槽(サブシンク)」と呼ばれます。
大槽(メインシンク)は主に食器や食材を洗うための広いスペースがある槽で、小槽(サブシンク)は、水切りや予洗いに使うための小さいスペースを持つ槽です。
二槽式シンクが使われる場所
一般家庭で見られることは減ってきている二槽式シンクですが、飲食店や病院、実験施設などの業務用では、衛生規定や作業フローに合わせて現在も幅広く使用されています。
例えば、厨房などでは、「食材」と「食器」の洗浄を完全に分けるため、二槽以上のシンクを設置しています。
二槽式シンクのメリット

二槽式シンクが長年にわたり利用されてきた背景には、その使い勝手の良さがあります。二槽式シンクのメリットを解説します。
衛生的で使いやすい作業環境をつくれる
二槽式シンクの片方を食器洗い用、もう片方を食材洗い用にするなど、シンクを使い分けることが可能です。調理中に食器の汚れや洗剤が食材に触れる心配がありません
また、食器洗いと調理を同時進行できるため、限られたスペースでもスムーズに家事を進められます。
効率的に作業できる
片方の槽に水で食器をつけ置きしている間も、サブ槽で手洗いや野菜の下処理を進められます。洗い物と調理を同時に行えるため、家事全体の流れを止めず効率的に作業を進められるでしょう。
また、洗い終わった食器や野菜をもう一方の槽で水切りカゴ代わりに使うなど、シンク上のスペースを無駄なく活用できます。
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二槽式シンクのデメリット

近年、家庭で二槽式シンクが見られなくなってきた理由を、デメリット面から解説します。
大きな鍋やフライパンが洗いにくい
槽が二つに分かれているため、1つあたりのスペースが狭くなります。大きな調理器具を洗う際に、シンクに入りきらず洗いにくさを感じるかもしれません。
調理台(ワークトップ)が狭くなる
二槽分のスペースが必要になるため、結果的に調理スペース(ワークトップ)として使える部分が狭くなります。キッチンスペースが限られている中、調理スペースを広く確保したいという場合には適しません。
掃除の手間が2倍になる
シンクが2つあるため、排水口も2つになります。ゴミ受けの掃除やヌメリ取りなど、お手入れの手間が2倍になる点はデメリットといえるでしょう。
一槽式シンクとの比較

現在主流となっている一槽式シンクは、システムキッチンの一部として、調理台と一体化して設置されるケースが多く見られます。一槽式シンクと二槽式シンクの主な違いは次の通りです。
| 比較項目 | 二槽式シンク | 一槽式シンク |
|---|---|---|
| 洗浄スペース | 分割されているため狭い | 広々としている |
| 大物洗い | 難しい | 簡単 |
| ワークトップ | 狭くなりがち | 広く確保しやすい |
| 手入れ | 排水口が二つで手間がかかる | 排水口が一つで手入れが楽 |
| 主流の用途 | 飲食店、実験施設など業務用 | 一般家庭 |
一槽式シンクは、大きなフライパンや食洗機に入らない大物を簡単に洗える利便性、そして広い調理スペースを確保できる点から、現在の一般家庭では最も選ばれています。
まとめ
二槽式シンクは、つけ置きとすすぎを同時に行えるなど、作業効率の高さと衛生管理のしやすさが魅力であり、特に業務用として現在も使用されているシンクです。
一方、一般家庭においては、広い調理スペースの確保と大物洗いへの対応、そして手入れの簡単さから、一槽式シンクが主流となっています。
もし現在のキッチンが二槽式シンクで使いづらさを感じている場合は、リフォームで一槽式シンクに変更するのも手です。例えば、一槽式シンクを採用したシステムキッチンに交換することで、日々の調理が格段に快適になります。使い勝手を踏まえて検討してみてください。
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