「キッチンやお風呂の排水が流れにくい」「排水口から嫌なニオイがする」といった症状がある場合、排水管の内部に汚れが溜まっている可能性があります。
このような症状には排水管高圧洗浄が有効です。しかし、いざ依頼しようと思うと「いくらぐらいかかるの?」「家庭用の高圧洗浄機とは何が違うの?」と疑問が湧いてくるかもしれません。
本記事では、排水管高圧洗浄について基本から詳しく解説します。仕組みや必要性、費用相場、適切な頻度、業者選びの注意点までをまとめました。ぜひ参考にしてください。
キャンセル、ご相談は無料!
※お見積り前のお客様都合によるキャンセルの場合はキャンセル料が発生するケースがあります。
目次
排水管高圧洗浄とは?

排水管高圧洗浄とは、高圧の水で排水管内部の汚れを流す清掃方法です。高い圧力をかけて水を噴射することで、排水管内部にこびりついた汚れも除去できます。
洗浄には専用の高圧洗浄機が必要です。業者に依頼することで、家庭用の洗剤や道具では落としきれない次のような汚れまで除去できます。
- キッチンの油汚れ・油の塊
- 石けんカスや皮脂汚れ
- 髪の毛・ヘドロ状の汚れ
- 排水管内に付着したヌメリ
上記のような排水管の奥にこびりつきやすい汚れは、市販の薬剤やラバーカップでは十分に除去できません。排水管の内部を直接洗浄できる点が、排水管高圧洗浄の大きな利点です。
なぜ排水管の「高圧洗浄」が必要なのか?

排水管の高圧洗浄には、次のようなメリットがあります。
- 油汚れやヘドロを根こそぎ除去できる
- 詰まりや悪臭を根本から解消できる
- 排水管の寿命を延ばせる
排水管の内部は長年使用すればどうしても汚れが蓄積してしまいます。特に、主にキッチンから流れる油分は、冷えると固まって排水管の内側にこびりつく性質です。
固まった油は、さらにゴミや油が付着することで、排水管の詰まりや悪臭といったトラブルの原因につながります。排水管高圧洗浄なら、こうした油汚れやヘドロ汚れも強力な水圧で物理的に削り落とすことが可能です。
また、排水口のトラブルの原因が、奥の排水管や、屋外にある排水桝(はいすいます)にあるケースは少なくありません。高圧洗浄は、排水管だけでなく屋外の排水桝まで全体を洗浄できるため、詰まりや悪臭の原因を根本から解消できます。
さらに、定期的な高圧洗浄で排水管のダメージを抑えて排水管を長持ちさせることができる点もメリットです。詰まりを放置すると排水管に余計な負荷がかかり、継ぎ目からの漏水や排水管の破損につながる恐れがあります。重度な詰まりの除去は費用も大きくなるので、定期的な洗浄がおすすめです。
家庭用の高圧洗浄機とプロの機材は何が違う?

排水管の洗浄を「市販の高圧洗浄機で自分でもできるのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、家庭用高圧洗浄機とプロの機材には明確な違いがあります。
家庭用とプロ用の高圧洗浄機の主な違いは次の2点です。
- 水量・水圧の違いによるパワー
- 排水管専用ノズルの採用
プロが使用するのは、エンジン式の高圧洗浄機です。家庭用とは比べものにならないほど強力な水圧と水量を誇ります。家庭用の電気式の高圧洗浄機の水圧・水量では、表面の汚れは落とせても、奥の頑固な詰まりまでは除去しきれないことがほとんどです。
また、業者ではスズランノズルなど、排水管のカーブを自在に進む専用工具を使用します。この専用ノズルを用いることで、汚れが溜まりやすい排水管の奥まで洗浄が可能です。一方、家庭用のノズルは曲がり角で止まりやすく、十分な洗浄ができない恐れがあります。
家庭用高圧洗浄機の性能では排水管内部の洗浄には不十分です。排水管内部のトラブルを根本から解決するには、専門業者に依頼する方が安心でしょう。
キャンセル、ご相談は無料!
※お見積り前のお客様都合によるキャンセルの場合はキャンセル料が発生するケースがあります。
排水管高圧洗浄の料金相場

続いて、排水管高圧洗浄を業者に依頼するコストについてみていきましょう。
排水管高圧洗浄の料金は、15,000円~50,000円が相場です。料金は建物の種別や作業内容によって異なります。具体的な料金相場を表にまとめました。
| 建物種別 | 主な作業内容 | 料金相場 |
|---|---|---|
| 一戸建て | キッチン、浴室、洗面所、外の排水桝まで一括洗浄 | 20,000円~50,000円 |
| マンション(個人依頼) | 住戸内の専有部分(水栓~縦管まで)の洗浄 | 15,000円~30,000円 |
一戸建ての場合は、屋外の排水桝まで洗浄するため、作業範囲が広く料金も高くなりやすい傾向があります。
一方、マンションは共用部分が管理組合の管理範囲となるため、個人依頼の場合は専有部分のみが洗浄対象となるのが一般的です。
なお、詰まりが深刻で通常より作業時間がかかる場合や、特殊な薬剤を併用するケース、洗浄距離が長い場合などは、追加料金が発生することもあります。見積もり時に、追加費用が発生する条件を事前に確認しておくとよいでしょう。
一戸建て住宅の排水管高圧洗浄の費用相場は、次の記事で詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
排水管高圧洗浄はどのくらいの頻度で必要?

排水管高圧洗浄は、3〜5年に1回程度の実施がおすすめです。定期的な清掃で排水管のダメージを抑えられます。
ただし、次のような症状が見られる場合は、排水管内部に汚れが蓄積しているサインと考えられるため、早めに専門業者への依頼を検討すると安心です。
- 排水の流れが以前より明らかに遅い
- 排水口から下水のようなニオイがする
- 排水時にゴボゴボ・コポコポと音がする
- 排水が一度溜まってから流れる
- 市販の洗浄剤を使っても改善しない
- 築10年以上で排水管洗浄をしていない
- 屋外の排水桝に汚れが溜まっている
これらの症状は、排水管の内側に油汚れやヘドロが付着し、排水管が徐々に狭くなっている状態で起こりやすくなります。特に、流れが悪くなったり異音が出たりしている場合は、詰まりの一歩手前であることも少なくありません。
この段階で高圧洗浄を行えば、完全な詰まりや逆流といった大きなトラブルを未然に防げる可能性が高く、結果的に修理費用を抑えることにもつながります。
少しでも違和感を覚えたら、緊急事態になる前に、専門業者へ点検や洗浄を相談してみるとよいでしょう。
失敗しない!優良業者の見極めポイント

排水管高圧洗浄を依頼するなら、信頼できる業者を選ぶことも大切です。次のようなポイントで業者を比較しましょう。
- 水道局指定業者であるか
- 作業前に見積書を出してくれるか
- 排水桝(屋外)まで点検してくれるか
水道局指定業者は、一定の技術基準や設備要件を満たし、自治体から認められた業者です。必須条件ではありませんが、1つの安心材料になります。
また、作業を始める前に総額が明記された見積書を提示してくれるかどうかも重要です。「やってみないとわからない」「後から説明する」といった不透明な対応をする業者は避けたほうが無難でしょう。
さらに、信頼できる業者ほど、室内だけでなく屋外の排水桝まで確認し、排水全体の流れを見たうえで原因を特定します。部分的な作業だけで終わらせず、根本原因まで説明してくれるかどうかも、判断のポイントになります。
悪質な水道業者の見極め方は、次の記事で詳しく解説しています。ぜひあわせて参考にしてください。
まとめ
排水管高圧洗浄は、キッチンや浴室の流れの悪さ、悪臭といったトラブルを根本から解消できる清掃方法です。
家庭用洗浄機では落としきれない油汚れやヘドロも、業務用機材と専用ノズルによって排水管の奥まで徹底的に除去できます。また、定期的に実施することで詰まりや漏水を防ぎ、排水管の寿命を延ばす効果も期待できます。
本記事を読んで費用相場やメンテナンスの必要性を理解したうえで、排水全体を確認して、明確な見積書を作成してくれる業者を選びましょう。信頼できる業者に依頼することが、安心・安全な住環境を保つことにつながります。
キャンセル、ご相談は無料!
※お見積り前のお客様都合によるキャンセルの場合はキャンセル料が発生するケースがあります。